DIN レール電源
24V DC 電源を使用する場合、電源モジュールはカメラの DC 電源コードと DC 電源デバイス (DIN レール電源など) で構成されます。DC 電源デバイスは、Mech-Mind が提供する DIN レール電源を使用することを推奨します。また、関連安全に適合する他の DIN レール電源または DC 電源デバイスを使用してもいいです。
Mech-Mind が提供する DIN レール電源の技術仕様と使用上の注意事項を説明します。
DIN レール電源の技術仕様
以下では、Mech-Mind が提供する DIN レール電源の技術仕様を示します。
型番 | NDR-120-24 | |
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出力 |
DC 電圧 |
24V |
定格電流 |
5A |
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定格消費電力 |
120W |
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入力 |
電圧の範囲 |
90~264VAC |
周波数の範囲 |
47~63Hz |
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AC 電流 |
2.25A/115VAC
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突入電流 |
20A/115VAC
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漏れ電流 |
<1mA/240VAC |
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保護 |
過負荷 |
定格出力の 105%~130% |
保護モード:定電流モード、異常な負荷状態が除去されると自動的に回復する |
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過電圧 |
29~33V |
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保護モード:出力をシャットダウンし、電源を再起動すると出力が正常に再開される |
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過熱 |
出力をシャットダウンし、電源を再起動すると出力が正常に再開される |
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環境 |
使用温度範囲 |
-20~70℃ |
使用湿度範囲 |
20~95%RH(結露なきこと) |
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保管周囲温度 |
-40~85℃ |
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保管周囲湿度 |
10~95%RH(結露なきこと) |
使用上の注意事項
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DIN レール電源は配電ボックス内に設置して使用してください。
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DIN レール電源または DIN レール電源を接続するレールを、確実に接地する必要があります。DIN レールに複数の電源を設置する場合は、電源間に一定のスペースを確保してください。
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DIN レール電源のケーブルを接続する時にケーブルのラベルし従ってください。ワイヤーコアの色はロットごとに異なる場合があります。
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ケーブルに接続を全部完了した後電源を接続してください。電源を入れた後、カメラのPWRインジケーターは緑色常時点灯します。そうでない場合は、Mech-Mind にお問い合わせください。
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Mech-Mind が提供する DIN レール電源を使用する場合、必ず DIN レール電源ごとに一台の カメラ を接続してください。
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カメラケーブルの取り付けと配線規範をお読みください。
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長さ 20m 以上の DC 電源コードを使用して DIN レール電源と カメラ を接続する場合、DIN レールの出力電圧を2V 高くしてください。
以下の表を参考して、DIN レール電源の出力電圧設定を確認してください。
電圧の標準
DC 電源コードの長さ
型番
出力電圧
20m 以内
NANO
24V
その他の型番
24V
20m 以上
NANO
24V
その他の型番
26V
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長さ 20m 以上の DC 電源コードを使用して NANO カメラに接続する場合、ブースとする必要はありません。
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下図のように、時計回りに電源のADJボタンを回転させて出力電圧を 26V にします。それから、マルチメータを使用して電源スイッチの DC 端子電圧 (-V と +V の間) を測定します。それでも 26V にならない場合、 のテクニカルサポートまたは最寄りの営業担当者にお問い合わせください。
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