Mech-Vizを使ってみる

実際の応用では、Mech-Vizによるプロジェクトデバッグの手順は下記の通りです。

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本節では、段ボール箱の把持を例として、最初のMech-Vizプロジェクトを始めましょう。

事前準備

Mech-Vizプロジェクトを構築する前に、以下の準備が必要です。

  • 最大辺が長さ50cm以下の段ボール箱を数個用意します。

  • システム全体の接続 を参照して、必要なハードウェアの設定を完了します。

  • 現場のロボット型番に応じて、ソフトウェアがロボットと通信できるように、 ロボット通信設定 を参照してネットワーク構成およびロボットプログラムのロードを完成します。

  • 段ボール箱の把持位置姿勢はMech-Visionによって出力されますので、 実行ガイド を参照してビジョン処理を行います。

  • シーンモデルとツールモデルは、現場の状況に応じて設計して用意する必要があります。

最初のプロジェクトを構築する

プロジェクトの構築を成功させるために、下記の手順に従ってお読みください。

注釈

Mech-VizサンプルプロジェクトMech-Visionサンプルプロジェクト を例として、上記の手順の設定を紹介していきます。