カメラの取り付け

カメラを取り付けるのは、ロボットに「目」を与えるためです。

カメラの取り付け方法は以下の通りです。

  • Eye to Hand(ETH)は、ロボットとは独立してカメラをブラケットに固定する取り付け方式のことです。

  • Eye In Hand(EIH)は、ロボットエンドのフランジに固定する取り付け方式のことです。

本例では十分な稼働空間があり、把持対象物が固定領域内にある場合を想定して、ETH方式でカメラを取り付けます。 ETH方式は、カメラをブラケットに取り付け、対象物から一定の距離を置いて上部に固定します。この方式では、カメラはロボットと共に移動しません。

ETH方式の取り付け方式は下図に示します。

../../_images/eth_installation.png

取り付け上の注意:

  1. 位置:下図に示すように、テーブルの真上でかつロボットと干渉しないようにカメラを設置してください。

    ../../_images/camera_crash.png
  2. カメラブラケット:実際の現場状況に応じて適切なカメラブラケットを使用してください。

  3. カメラ取り付け:ロボットが移動しても、他の機械が振動してもカメラの位置が変わらないように取り付けてください。カメラの取り付け寸法については、 各型番カメラの取り付け寸法 をご参照ください。