GenICam 対応ソフトウェアで使用できるインラインプロファイル測定器のパラメータ

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GenICam 対応のソフトウェアで使用できるインラインプロファイル測定器のパラメータおよび Mech-Eye Viewer パラメータとの対応関係について説明します。

対応関係

GenICam 対応のソフトウェアで使用できるインラインプロファイル測定器パラメータと Mech-Eye Viewer パラメータとはほとんど一致しています。Mech-Eye Viewer パラメータについての説明、設定範囲などの情報は参考できます。

対応関係の下表の通りです。

GenICam 対応のソフトウェアのパラメータ Mech-Eye Viewer パラメータ 可視性

グループ

パラメータ名

データ収集モード

グループ

パラメータ名

AcquisitionControl

AcquisitionLineRate

スキャンモード

トリガー設定

トリガー頻度

初級

AcquisitionLineRateMax

最大スキャン速度

-

AcquisitionMode

single capcontinuous cap

-

AcquisitionStart

上記のボタンをクリックして開始

-

AcquisitionStop

上記のボタンを再度クリックして終了

-

DataAcquisitionTriggerSource

スキャンモード

トリガー設定

データ収集トリガーソース

初級

DepthTimeout

スキャンモード

スキャン設定

タイムアウト時間

初級

ExposureDelay

トリガー遅延

グル

ExposureMode

プロファイルモード

輝度設定

露出モード

初級

ExposureTime

初級

LineScanTriggerSource

スキャンモード

トリガー設定

ラインスキャンのトリガーソース

初級

MultiSlopeExposureLimit

プロファイルモード

輝度設定

HDR 露出設定のその他の設定
詳細は HDR 露出設定をご参照

初級

MultiSlopeKneePointSelector

初級

MultiSlopeSaturationThreshold

初級

Brightness Settings

AnalogGain

プロファイルモード

輝度設定

アナログゲイン

初級

DigitalGain

デジタルゲイン

専門

LaserPower

レーザー出力

専門

Correction

EnableHeightCorrection

プロファイルモード/スキャンモード

補正

高さ補正高さ補正を使用

初級

EnableTiltCorrection

傾き補正傾き補正を使用

初級

HeightCorrectionRatio

高さ補正高さ補正率

初級

TargetHeightDifference

高さ補正実際の高さの差

初級

TargetTiltAngle

傾き補正予想される傾き角度

初級

TiltCorrectionAngle

傾き補正傾き補正を使用

初級

DeviceControl

DeviceScanType

データ取得モードを切り替える

-

EncoderControl

EncoderDivider

スキャンモード

エンコーダー設定

トリガー間隔

初級

EncoderOutputMode

トリガー方向

初級

EncoderResolution

エンコーダー設定エンコーダー解像度

初級

EncoderTriggerSignalCountingMode

トリガー信号カウントモード

初級

ImageFormatControl

ComponentSelector

強度画像(Reflectance)あるいは深度画像(Range)を取得

-

Height

スキャンモード

スキャン設定

プロファイル数

初級

Resolutions

XAxisResolution

プロファイルモード/スキャンモード

解像度

X 方向解像度

初級

YAxisResolution

スキャンモード

点群の Y 方法解像度

初級

Profile Extraction

BrightnessAdjustment

スキャンモード

スキャン設定

輝度調整

初級

EdgeSelection

プロファイルモード

プロファイル抽出

エッジ選択

専門

MaxLaserLineWidth

レーザーラインの最大幅

初級

MinGrayscaleValue

最小グレースケール値

初級

MinLaserLineWidth

レーザーラインの最小幅

初級

MinSharpness

最小シャープネス

専門

SpotSelection

抽出点選択

初級

Profile Processing

Filter

プロファイルモード

プロファイル処理

フィルタ

初級

GapFilling

点群補完

初級

GapFillingEdgePreservation

プロファイル補完時エッジ保護

初級

MeanFilterWindowSize

平均化フィルタウィンドウサイズ

初級

MedianFilterWindowSize

メディアンフィルタウィンドウサイズ

初級

Resampling

リサンプリング

専門

ResamplingEdgePreservation

リサンプリングエッジ保護

専門

ROI

XAxisWidth

プロファイルモード

ROI

X 方向の幅

初級

XAxisCenterPosition

X 方向の中心位置を設定

ZAxisHeight

Z 方向の高さ

ZDirectionRoi(1)

-

UserSetControl

UserSetDefault

デフォルトパラメータを設定する

-

UserSetLoad

UserSetSelector で選択したパラメータグループを読み込む

-

UserSetSave

設定値を今のパラメータグループに保存

-

UserSetSelector

使用するパラメータグループを選択

-

Image Mask

EnableImageMask

プロファイルモード/スキャンモード

マスク

マスクマスクを使用

初級

(1)このパラメータは、機能更新により XAxisWidth、XAxisCenterPosition、ZAxisHeight に置き換えられました。新しいパラメータを使用することを推奨します。

HDR 露出設定

GenICam 対応のソフトウェアで HDR 露出を設定する方法は Mech-Eye Viewer とは異なるのでここで詳しく説明します。

  1. ExposureModeHDR に設定します。

  2. ExposureTime で総露出時間を設定します。

  3. MultiSlopeKneePointSelector で調整する露出を選択します。0 は一回目の露出で 1 は二回目です。

  4. MultiSlopeSaturationThreshold で総露出時間に対する割合を設定します。

  5. MultiSlopeExposureLimit で諧調値を設定します(Mech-Eye Viewer の第一しきい値または第二しきい値)。

  6. 別の露出を設定するには、手順 3 ~5 を実行してください。

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