データ収集をトリガーするプロセス
ここでは、トリガー方法を組み合わせてデータ収集をトリガーし、強度画像と深度画像、点群を取得するプロセスを紹介します。
データ収集をトリガーする方法をお読み、インラインプロファイル測定器をトリガーしてデータを収集する方法を把握しておいてください。 |
外部トリガー+エンコーダー
外部から受信した信号によってデータ収集をトリガーし、かつエンコーダーでラインスキャンをトリガーします。
使用前提
外部トリガー+エンコーダー方法でトリガーするために、以下のことが必要です。
-
ハードウェアの接続:
-
信号を提供する外部デバイスをコントローラーの端子に接続します。外部デバイスによってデータ収集を制御するからご参照して制御ロジックを選択し、端子に接続します。
-
信号を提供するエンコーダーをコントローラーの端子に接続します。入出力回路とエンコーダー側接続コネクタをお読みください。
-
-
プロファイルの品質をアップしたい:
強度画像、深度画像、点群は複数のプロファイルから構成されます。強度画像、深度画像、点群の品質はプロファイルの品質によって決まります。
プロファイルモードからご参照してプロファイルモードのパラメータを調整します。
トリガーのプロセス
外部トリガー + エンコーダーの方式を使用したい場合、まずパラメータを設定してからニーズに応じて収集してください。
-
データ収集トリガー信号ソースを外部トリガーに設定する。
-
ラインスキャントリガーソースをエンコーダーに設定する。
-
実際に応じて他のスキャンモードのパラメータを調整する。
測定器は一回だけの収集と自動的連続収集、連続スキャンの 3つの収集方法に対応可能です。この 3つの方法は、トリガーの流れは異なります。
一回だけの収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成してから収集を停止します。
以下の手順でトリガーします。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
データ収集を開始する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集をトリガーする信号を送信する。
-
ラインスキャンを開始する:エンコーダーを介してインラインプロファイル測定器にラインスキャンをトリガーする信号を送信する。
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:
-
ラウンド 2 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を繰り返します。
-
Mech-Eye API:手順 3 を繰り返します。
-
GenICam 対応のソフトウェア:手順 2 を繰り返します。
-
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:
-
スキャンモードでは、
をクリックします。
-
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:
-
インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStop()
コマンドを送信します。 -
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
連続収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
データ収集を開始する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集をトリガーする信号を送信する。
-
ラインスキャンを開始する:エンコーダーを介してインラインプロファイル測定器にラインスキャンをトリガーする信号を送信する。
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:
-
外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集を終了する信号を送信する。
-
適切なプロファイル数値を設定し、インラインプロファイル測定器が設定値通りにデータ収集を実行後に終了する。
-
-
ラウンド 2 開始:手順 3 を繰り返します。
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信する。
-
連続スキャン
データ収集をトリガーすると、対象物をスキャンし続けながら固定長のデータセグメントを返します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
GenICam 対応のソフトウェアはこの方式に対応できません。 |
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式を連続モードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。
-
-
データ収集を開始する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集をトリガーする信号を送信します。
-
ラインスキャンを開始する:エンコーダーを介してインラインプロファイル測定器にラインスキャンをトリガーする信号を送信します。
-
現在のデータ収集を終了する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集を終了する信号を送信します。
-
ラウンド 2 開始:手順 3 を繰り返します。
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。
-
外部トリガー+固定頻度
外部から受信した信号によってデータ収集をトリガーし、かつ固定頻度でラインスキャンをトリガーします。
使用前提
外部トリガー+エンコーダー方法でトリガーするために、以下のことが必要です。
-
ハードウェアの接続:
信号を提供する外部デバイスをコントローラーの端子に接続します。外部デバイスによってデータ収集を制御するからご参照して制御ロジックを選択し、端子に接続します。
-
プロファイルの品質をアップしたい:
強度画像、深度画像、点群は複数のプロファイルから構成されます。強度画像、深度画像、点群の品質はプロファイルの品質によって決まります。
プロファイルモードからご参照してプロファイルモードのパラメータを調整します。
トリガーのプロセス
外部トリガー + 固定周波数の方式を使用したい場合、まずパラメータを設定してからニーズに応じて収集してください。
-
データ収集トリガー信号ソースを外部トリガーに設定する。
-
ラインスキャントリガーソースを固定頻度に設定する。
-
実際に応じて他のスキャンモードのパラメータを調整する。
測定器は一回だけの収集と自動的連続収集、連続スキャンの 3つの収集方法に対応可能です。この 3つの方法は、トリガーの流れは異なります。
一回だけの収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成してから収集を停止します。
以下の手順でトリガーします。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
データ収集を開始する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集をトリガーする信号を送信します。
現在のラウンドのデータ収集開始後、インラインプロファイル測定器は設定した固定頻度でラインスキャンを実行する。
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:
-
ラウンド 2 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を繰り返します。
-
Mech-Eye API:手順 3 を繰り返します。
-
GenICam 対応のソフトウェア:手順 2 を繰り返します。
-
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:
-
スキャンモードでは、
をクリックします。
-
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:
-
インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStop()
コマンドを送信します。 -
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
連続収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
データ収集を開始する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集をトリガーする信号を送信します。
現在のラウンドのデータ収集開始後、インラインプロファイル測定器は設定した固定頻度でラインスキャンを実行する。
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:
-
外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集を終了する信号を送信する。
-
適切なプロファイル数値を設定し、インラインプロファイル測定器が設定値通りにデータ収集を実行後に終了する。
-
-
ラウンド 2 開始:手順 3 を繰り返します。
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStop()
コマンドを送信する。
-
連続スキャン
データ収集をトリガーすると、対象物をスキャンし続けながら固定長のデータセグメントを返します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
GenICam 対応のソフトウェアはこの方式に対応できません。 |
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式を連続モードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。
-
-
データ収集を開始する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集をトリガーする信号を送信します。
現在のラウンドのデータ収集開始後、インラインプロファイル測定器は設定した固定頻度でラインスキャンを実行する。
-
現在のデータ収集を終了する:外部サービスを介してインラインプロファイル測定器にデータ収集を終了する信号を送信します。
-
ラウンド 2 開始:手順 3 を繰り返します。
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。
-
ソフトトリガー+エンコーダー
ソフトウェアによってデータ収集をトリガーし、かつエンコーダーでラインスキャンをトリガーします。
使用前提
ソフトトリガー+エンコーダー方法でトリガーするには、以下のことが必要です。
-
ハードウェアの接続:
信号を提供するエンコーダーをコントローラーの端子に接続します。入出力回路とエンコーダー側接続コネクタをお読みください。
-
プロファイルの品質をアップしたい:
強度画像、深度画像、点群は複数のプロファイルから構成されます。強度画像、深度画像、点群の品質はプロファイルの品質によって決まります。
プロファイルモードからご参照してプロファイルモードのパラメータを調整します。
トリガーのプロセス
ソフトトリガー + エンコーダーの方式を使用したい場合、まずパラメータを設定してからニーズに応じて収集してください。
-
データ収集トリガー信号ソースをソフトトリガーに設定する。
-
ラインスキャントリガーソースをエンコーダーに設定する。
-
実際に応じて他のスキャンモードのパラメータを調整する。
測定器は一回だけの収集と自動的連続収集、連続スキャンの 3つの収集方法に対応可能です。この 3つの方法は、トリガーの流れは異なります。
一回だけの収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成してから収集を停止します。
以下の手順でトリガーします。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
ラウンド 1 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にデータを収集する。
-
Mech-Eye API:
triggerSoftware()
メソッドを使用する。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
TriggerSoftware()
コマンドを送信する。
-
-
ラインスキャンを開始する:エンコーダーを介してインラインプロファイル測定器にラインスキャンをトリガーする信号を送信します。
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:
適切なプロファイル数値を設定し、インラインプロファイル測定器が設定値通りにデータ収集を実行後に終了する。
Mech-Eye Viewer または GenICam 対応のソフトウェアにより測定器をデータ収集準備完了状態にし、プロファイル数をスキャン完了した後自動的に停止します。
-
ラウンド 2 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を繰り返します。
-
Mech-Eye API:手順 3 を繰り返します。
-
GenICam 対応のソフトウェア:手順 2 を繰り返します。
-
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:
-
スキャンモードでは、
をクリックします。
-
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:
-
インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStop()
コマンドを送信します。 -
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
連続収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
ラウンド 1 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にデータを収集する。
-
Mech-Eye API:
triggerSoftware()
メソッドを使用する。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
TriggerSoftware()
コマンドを送信する。
-
-
ラインスキャンを開始する:エンコーダーを介してインラインプロファイル測定器にラインスキャンをトリガーする信号を送信します。
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:適切なプロファイル数値を設定し、インラインプロファイル測定器が設定値通りにデータ収集を実行後に終了する。
-
ラウンド 2 開始:
-
Mech-Eye Viewer:ラウンド 1 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にラウンド 2 を開始する。
-
Mech-Eye API:手順 3 を繰り返します。
-
GenICam 対応のソフトウェア:手順 3 を繰り返す。
-
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStop()
コマンドを送信する。
-
連続スキャン
データ収集をトリガーすると、対象物をスキャンし続けながら固定長のデータセグメントを返します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
GenICam 対応のソフトウェアはこの方式に対応できません。 |
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式を連続モードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。
-
-
ラウンド 1 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にデータを収集する。
-
Mech-Eye API:
triggerSoftware()
メソッドを使用する。
-
-
ラインスキャンを開始する:エンコーダーを介してインラインプロファイル測定器にラインスキャンをトリガーする信号を送信します。
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:現在のデータ収集を終了したい場合、データ収集準備完了状態を終了してください。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。
-
-
ラウンド 2 開始:手順 2 を繰り返します。
ソフトトリガー+固定頻度
ソフトウェアによってデータ収集をトリガーし、かつ固定頻度でラインスキャンをトリガーします。
使用前提
外部トリガー+固定頻度方法でトリガーするには、以下のことが必要です。
-
プロファイルの品質をアップしたい:
強度画像、深度画像、点群は複数のプロファイルから構成されます。強度画像、深度画像、点群の品質はプロファイルの品質によって決まります。
プロファイルモードからご参照してプロファイルモードのパラメータを調整します。
トリガーのプロセス
ソフトトリガー + 固定周波数の方式を使用したい場合、まずパラメータを設定してからニーズに応じて収集してください。
-
データ収集トリガー信号ソースをソフトトリガーに設定する。
-
ラインスキャントリガーソースを固定頻度に設定する。
-
実際に応じて他のスキャンモードのパラメータを調整する。
測定器は一回だけの収集と自動的連続収集、連続スキャンの 3つの収集方法に対応可能です。この 3つの方法は、トリガーの流れは異なります。
一回だけの収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成してから収集を停止します。
以下の手順でトリガーします。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
ラウンド 1 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にデータを収集する。
-
Mech-Eye API:
triggerSoftware()
メソッドを使用する。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
TriggerSoftware()
コマンドを送信する。
現在のラウンドのデータ収集開始後、インラインプロファイル測定器は設定した固定頻度でラインスキャンを実行する。
-
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:
適切なプロファイル数値を設定し、インラインプロファイル測定器が設定値通りにデータ収集を実行後に終了する。
Mech-Eye Viewer または GenICam 対応のソフトウェアにより測定器をデータ収集準備完了状態にし、プロファイル数をスキャン完了した後自動的に停止します。
-
ラウンド 2 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を繰り返します。
-
Mech-Eye API:手順 3 を繰り返します。
-
GenICam 対応のソフトウェア:手順 2 を繰り返します。
-
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:
-
スキャンモードでは、
をクリックします。
-
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:
-
インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStop()
コマンドを送信します。 -
プロファイル数をスキャン完了した後自動的にデータ収集準備完了状態を終了します。
-
-
連続収集をトリガーする
この方法では、トリガーするたびに測定器は対象物表面を指定された長さスキャンし、1 枚の強度画像と深度画像を生成します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式をフレームモードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:AcquisitionMode を SingleFrame に設定し、測定器に
AcquisitionStart()
コマンドを送信します。
-
-
ラウンド 1 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にデータを収集する。
-
Mech-Eye API:
triggerSoftware()
メソッドを使用する。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
TriggerSoftware()
コマンドを送信する。
現在のラウンドのデータ収集開始後、インラインプロファイル測定器は設定した固定頻度でラインスキャンを実行する。
-
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:適切なプロファイル数値を設定し、インラインプロファイル測定器が設定値通りにデータ収集を実行後に終了する。
-
ラウンド 2 開始:Mech-Eye Viewer:ラウンド 1 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にラウンド 2 を開始する。
-
Mech-Eye API:手順 3 を繰り返します。
-
GenICam 対応のソフトウェア:手順 3 を繰り返す。
-
-
データ収集準備完了状態を終了する:データを収集しない時に準備完了状態を終了し、誤作動を防止できます。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。 -
GenICam 対応のソフトウェア:インラインプロファイル測定器に
AcquisitionStop()
コマンドを送信する。
-
連続スキャン
データ収集をトリガーすると、対象物をスキャンし続けながら固定長のデータセグメントを返します。一回の収集終了後、収集準備完了状態が続きます。
GenICam 対応のソフトウェアはこの方式に対応できません。 |
連続スキャンしたい場合は、次の手順に従ってください。
-
データ収集方式を連続モードに設定します。
-
インラインプロファイル測定器をデータ収集準備完了状態にする:外部信号に応答できるようにします。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックします。
-
Mech-Eye API:
startAcquisition()
メソッドを呼び出します。
-
-
ラウンド 1 開始:
-
Mech-Eye Viewer:手順 2 を実行した後、インラインプロファイル測定器は自動的にデータを収集する。
-
Mech-Eye API:
triggerSoftware()
メソッドを使用する。
現在のラウンドのデータ収集開始後、インラインプロファイル測定器は設定した固定頻度でラインスキャンを実行する。
-
-
現在のラウンドのデータ収集を終了する:現在のデータ収集を終了したい場合、データ収集準備完了状態を終了してください。
-
Mech-Eye Viewer:スキャンモードでは、
をクリックする。
-
Mech-Eye API:メソッド
stopAcquisition()
を使用します。
-
-
ラウンド 2 開始:手順 2 を繰り返します。