更新説明
Mech-DLK 2.5.2 更新説明
本節では Mech-DLK 2.5.2 バージョンの新機能や機能の最適化、問題修復を紹介します。
新機能
事前ラベル付けツール
モデルを検証した後、新しい画像をモジュールにインポートして事前ラベル付け機能を使用して自動ラベル付けを実行できます。ラベル付け完了後、手動で調整することも可能です。
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使用可能なモジュール:インスタンスセグメンテーション、対象物検出、画像分類、欠陥セグメンテーション、画像分類、テキスト検出。
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使用前提:モジュールに検証済みモデルがなければ事前ラベル付け機能は使用できません。
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事前ラベル付けは以下のデータにしか機能しません。
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ラベルなしデータ
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自動的にラベル付け済みデータ(黄色い三角形マークが付いたもの)
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自動的にラベル付け済みで手動で調整されたデータ(黄色い三角形マークが付いたもの)
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事前ラベル付けツールの 3つの使用方法:
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ラベル付けツールバーの「事前ラベル付けツール」
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画像リストの上の事前ラベル付けボタン
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右クリックメニューの「事前ラベル付け」オプション
詳細は、事前ラベル付け機能をお読みください。
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「画像タグ」による選択機能
モジュールを接続する場合、前のモジュールをインポートする時に画像タグによる画像選択機能を追加しました。タグによってインポートする画像を指定することが可能です。詳細は、モジュールの接続をご参照ください。
Mech-DLK 2.5.0 バージョンの更新説明
以下では、Mech-DLK 2.5.0 バージョンの新機能や機能最適化について説明します。
新機能
「テキスト検出」と「テキスト認識」モジュール
Mech-DLK 2.5.0 バージョンでは、光学文字認識(OCR)機能を追加しました。以下の 2つのモジュールを接続して使用します。
電子部品の細かいテキストや背景が複雑な自動車部品情報、包装に付いたコード、バッチ番号などを認識するために使用します。
「教師なしセグメンテーション」モジュール
Mech-DLK 2.5.0 バージョンでは、「教師なしセグメンテーション」モジュールを追加し、OK 画像だけをモデルトレーニングに使用して既知・未知の欠陥に対して画素レベルの検出を行います。トレーニングしたモデルは、設定したしきい値によって画像は OK/NG/Unknown(未知)かを判断し、欠陥があればヒートマップでその欠陥の領域を大まかに表示します。
このモジュールは工業品質検査に使用され、以下のシーンに適用できます。
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OK 画像を取得できるが NG 画像を簡単に取得できない
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欠陥の種類は一定ではない
過去バージョンの更新説明
クリックしてMech-DLK 2.4.x の更新説明をお読みください。
Mech-DLK 2.4.2 更新説明
ソフトウェア使用の地域制限を設けました。
をクリックして地域制限の情報を確認してください。Mech-DLK 2.4.1 更新説明
新機能
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モジュールの接続
Mech-DLK 2.4.1 バージョンに、モジュールの接続機能を追加しました。ユーザーは実際のニーズに応じて自由にモジュールを接続する(ただし「すばやく位置決め」モジュールは最初に配置しなければならない)ことでより複雑な課題を解決できます。例えば、欠陥を位置決めして分類するプロジェクトでは、「欠陥セグメンテーション」モジュールの後に「画像分類」モジュールを接続すればいいです。また、前のモジュールからデータをインポートして使用することも可能です。インポートする時、データ選択機能により、使用したい画像だけをインポートできます。
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トレーニングセンター
トレーニング待機機能を追加しました。トレーニングセンターウィンドウにはトレーニング中のプロジェクトとトレーニング待機プロジェクトが表示されます。複数のモデルをトレーニングする現場に適しています。待機リストの順番に従ってトレーニングします。次のプロジェクトをトレーニングするために手動で操作する必要がなく、時間の削減が図れます。
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マスクを全部の画像に適用可能、マスクの色を編集可能
「欠陥セグメンテーション」モジュールのマスクツールは、「全部に適用」と「一枚に適用」を選択可能です。
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一枚に適用:今表示されている画像にのみマスクを適用します。トレーニング中にのみ有効です。
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全部に適用:今作成したマスクをすべての画像に適用します。トレーニング中も検証中も有効です。
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ショートカット説明ウィンドウ
ラベル付け画面の右下の をクリックしてショートカット説明ウィンドウを開きます。
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長方形ツール描画補助線
「インスタンスセグメンテーション」と「対象物検出」モジュールでは、「長方形ツール」に描画補助線機能を追加し、よりかんたんに長方形ラベルを作成できるようになりました。
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検証結果の信頼度とフィルタリング
「インスタンスセグメンテーション」と「対象物検出」モジュールでは、信頼度によってフィルタリングする機能を追加し、モデルの正確率を評価することが可能になりました。
機能最適化
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画像分類アルゴリズム
画像分類アルゴリズムを最適化しました。トレーニングの収束がより速くなり、複雑な現場のモデルの正確率は約 20% 向上します。
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Mech-DLK SDK の最適化
Mech-DLK SDK を再構築し、安定性をアップし、よりかんたんに使用できるようにしました。Mech-DLK SDK は接続されたモジュールの推論、ハードウェアの切り替えをサポートするほか、より多くのサンプルプログラムを提供しています。
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欠陥判定ルールの設定
「欠陥セグメンテーション」モジュールの「欠陥判定ルール設定」ウィンドウを最適化しました。クリック して詳しい説明をお読みください。
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すばやく位置決めモジュールに並進機能を追加
「すばやく位置決め」モジュールでは、「テンプレート設定」ウィンドウに「画像調整」機能に並進機能を追加し、画像を X/Y 方向に沿って並進することが可能になりました。トレーニングされた画像はユーザー指定の位置と角度で出力されます。
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テンプレートツール
「インスタンスセグメンテーション」と「対象物検出」モジュールでは、テンプレートを選択してから Shift を押したままマウスホイールを回転させるか、「回転角度」を設定することでテンプレートの角度を調整できます。
クリックしてMech-DLK 2.3.0 の更新説明をお読みください。
Mech-DLK 2.3.0 の更新説明
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グラフィックカードドライバーの更新
Mech-DLK 2.3.0 バージョンのソフトウェアを使用する前に、グラフィックカードドライバーを 472.50 以上にアップグレードしてください。
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トレーニングの速度の向上
アルゴリズムを最適化し、モデルトレーニングの速度を向上させました。トレーニングを実行中、最適なモデルだけを保存します。トレーニングを途中で中止することはできません。
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新機能‐スマートラベル付けツール
「欠陥セグメンテーション」、「インスタンスセグメンテーション」、「対象物検出」モジュールでは、スマートラベル付けツールを使用し、ラベル付け対象物の中心位置をクリックすればラベル付けをすばやく実行できます。不要な領域を右クリックすれば削除できます。Enter をクリックしてラベル付けを完成します。
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新機能‐ポリゴンのラベル付けアンカーポイントの追加・削除
「インスタンスセグメンテーション」と「対象物検出」モジュールでは、ポリゴンラベル付けツールを使用してラベルを付けたあと、ラベルを修正したい場合、二つのアンカーポイント間の線をクリックすればアンカーポイントを追加でき、アンカーポイントを選択して右クリックすれば削除できます。
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新機能‐ラベル付けのテンプレートツール
「インスタンスセグメンテーション」と「対象物検出」モジュールでは、テンプレートツールを使用して付けたラベルをテンプレートに設定することができます。設定後、クリックすればラベルを付けることができます。これは、画像に同じカテゴリーの複数の対象物があり、かつ整列して並んでいるシーンに適用され、ラベル付けの効率向上に役立ちます。
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新機能‐画像の拡大・縮小プレビュー
単一の画像とトリミングされた画像のプレビューが可能です。
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最適化‐グリッド線ツール
グリッド線ツールを最適化しました。グリッド線を描いたあと、グリッド選択ツールに切り替えて分割した部分の左のチェックを入れて選択することができ、右のアイコンをクリックするれプレニューすることができます。
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最適化‐データのフィルタリング
結果タイプのフィルタリング機能を追加します。「正しい結果」、「間違った結果」、「過検出」、「見逃し」などのラベルによってデータをフィルタリングできます。「OK ラベル付き画像」と「NG ラベル付き画像」を追加しました。
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最適化‐ディープラーニング環境を内蔵
ディープラーニング環境を Mech-DLK に内蔵していますので、環境をインストールする必要はありません。
クリックしてMech-DLK 2.2.1 の更新説明をお読みください。
Mech-DLK 2.2.1 更新説明
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新機能‐「画像分類」モジュールの CAM 表示
モデルトレーニング後、CAM を表示 をクリックしたらヒートマップで特徴の重みを確認し、これに基づいて分類を行います。エリアの色が赤いほど、このカテゴリに分類される過程での重みが大きくなります。
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新機能‐CPU で推論を実行するモデルの検証とエクスポート
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画像分類、対象物検出:トレーニングが完了したら、モデルをエクスポートする前に推論を展開するデバイスを CPU または GPU に設定できます。
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インスタンスセグメンテーション:モデルをトレーニングする前に、トレーニングパラメータで推論を展開するデバイスをCPUまたはGPUに設定できます。詳しくは以下の通りです。
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CPU 軽量モデル:トレーニングする前に、トレーニングパラメータの モデルタイプ を 軽量(CPUを推奨) に設定し、モデルをエクスポートする時に 展開するデバイス を CPU または GPU に設定します。
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GPU 標準モデル:トレーニングする前に、トレーニングパラメータの モデルタイプ を 標準(GPUを推奨) に設定し、モデルをエクスポートする時に 展開するデバイス を GPU に設定します。
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