治具の設計¶
ロボットの治具(エンドエフェクタ)を設計するときは、以下の要件を満たしてください。
治具の構造は、 すべての製品 に適応できるかどうかを確認してください。特に、SKUの数が多い仕分けシナリオの場合、治具の対称性とオフセットを考慮する必要があります。
治具の 吸引力、把持力 が十分であり、すべての製品の安定した把持できるかどうかを確認してください。
吸盤の治具は、箱などの製品の特徴に応じて 真空検出センサー を装備し、箱が把持されているかどうかを判断できます。治具に バッファツール を使用することをお薦めします。これは、ロボットや製品に対して優れた保護効果をもたらします。
ロボット移動時の配線レイアウトは、 ぶら下がったり壊れたりしないようにする 必要があります。
ロボットの作業位置で特異点が発生した場合は、 オフセット を含む治具を設計して、ロボットが特異点に対する許容範囲を拡大させます。また、 45°、30° などの一般的な角度を選択してください。
治具の設計では、ロボットの作業スペースを考慮する必要があります。ロボット作業の要件を満たしている場合、治具の長さは 長すぎるまたは短すぎる ことを避ける必要があります。
後続のデバッグのために、設計時に治具の 3Dモデル を保持してください。
ちなみに
治具の3Dモデルは、Mech-Vizソフトウェアが衝突を正確に検出するのに役立ちます。