初めてのモデルトレーニング

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本節では、「欠陥セグメンテーション」の例を通して、ディープラーニングモデルのトレーニング方法について紹介していきます。ネットワークポートの画像をサンプルデータとして使用します。

事前準備

ネットワークポートの画像データをダウンロードして解凍してください( クリックでダウンロード )。

トレーニング手順

flow chart
  1. プロジェクトを新規作成:ホーム画面のプロジェクトを新規作成をクリックし、パスを指定して名前を入力し、最後に OK をクリックします。

    new project
    パスに日本語がないように指定してください。
  2. 「欠陥セグメンテーション」モジュールの追加:画面右側モジュールバーの icon create をクリックし、欠陥セグメンテーションを選択してから OK をクリックします。

    add new module
  3. 画像をインポート:画面左上のインポートをクリックし、フォルダを選択してデータをインポートします。

    import images
    • 画像:一枚または数枚の画像をインポートします。

    • フォルダ:指定したフォルダにあるすべての画像をインポートします。

    • データセット:画像とラベルを含むフォルダ。ファイル  データセットをエクスポートによって生成されます。

  4. 画像をラベル付け:この例では、欠陥なしの画像に OK ラベルを付け、ネットワークポートの針の曲げと欠損に対して NG をつけます。これによってディープラーニングに必要な情報を指定します。

    ok defect features

    NG 画像に対して、ラベル付け画面左側のツールバー icon toolをマウスの左ボタンで長押しするか、右クリックでラベル付けツールを呼び出します。欠陥形状に合わせたブラシツールを使用し、画像内すべての欠陥にラベルを付けます。

    label data1
    label data2

    間違った場合は、icon eraser の消しゴムツールを使ってラベルを消すことができます。

    OK 画像に対して、ラベル付け画面左側のツールバーの OK ボタンOK label toolをクリックするか、右クリックメニューのOKに設定をクリックすれば画像は OK ラベル付けられます。少なくとも一枚の OK 画像が必要です。

    label ok
  5. モデルトレーニング:右のトレーニングパレットに切り替え、下のトレーニングをクリックしてトレーニングを開始します。

    training chart
  6. モデル検証:モデルトレーニング終了後、検証をクリックして結果を確認します。

    result verification
  7. モデルのエクスポート:最後に、右側のモデルをエクスポートをクリックして、トレーニング後のモデルをプロジェクトフォルダにエクスポートします。保存場所を指定してから(dlkpack 形式のファイルとして)エクスポートします。

    model files

これで、初めてのモデルトレーニングが出来上がりました!これから次の章の内容を読みながら各モジュールの機能を体験みましょう。

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