欠陥判定ルールの設定

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ルール組み合わせ設定

1つだけまたは複数の欠陥判定ルールを組合わせます。組み合わせのルール同士は「or」の関係にあります。組み合わせのルールのいずれかに合致すればこの組み合わせに合致すると判定されます。複数のルール組み合わせを作成できます。組み合わせ同士は「and」の関係にあります。すべてのルール組み合わせに合致する場合にのみ欠陥と判定されます。

共通ルールを設定した場合、欠陥候補は共通ルールに合致しなければ欠陥と判定されません。

欠陥フィルタリングルール

面積によってフィルタリング

面積が設定された面積範囲内にある欠陥候補は欠陥と判定されます。
横縦比によってフィルタリング

横縦比とは、欠陥の最小外接長方形の短辺と長辺の比を指します。設定された横縦比範囲内にある欠陥候補は欠陥と判定されます。
角度によってフィルタリング

最小外接長方形の回転角度。この回転角度範囲内にある欠陥候補は欠陥と判定されます。

例

角度が 0°~10° と 80°~90°以内の欠陥をフィルタリングします。
1. 欠陥フィルタリングルールを追加をクリックします。
2. 「角度によってフィルタリング」をチェックします。
3. OKをクリックします。
4. ＋をクリックして角度の範囲を設定します。
5. 保存をクリックします。
面積が 10000~12000 以内に、横縦比が 0.1~0.3 以内の欠陥をフィルタリングします。
1. ルール組み合わせを追加 をクリックします。
2. ルール組み合わせ 1 に 欠陥フィルタリングルールを追加 をクリックします。
3. 「面積によってフィルタリング」をチェックし、面積の範囲も設定します。
4. ルール組み合わせ 2 に 欠陥フィルタリングルールを追加 をクリックします。
5. 「横縦比によってフィルタリング」をチェックし、横縦比の範囲を設定します。

共通ルール設定

分布領域によってフィルタリング

設定された分布領域と重なる欠陥候補の部分は欠陥として判定されます。

チェックして 欠陥分布領域を設定 をクリックします。
表示されたウィンドウに欠陥分布領域を描画します（複数描画可能）。
OKをクリックします。

欠陥数によってフィルタリング

指定した最小欠陥数以上の欠陥がある画像の欠陥は欠陥と判定されます。

チェックして最小欠陥数を設定します。

設定完了後、保存をクリックすると設定が有効になります。検証の結果とエクスポートされるモデルも変わります。