データ保存

機能

現場では、問題発生時の状況を再現し、十分な回帰検証を行うために、Mech-Visionがデータ保存機能を提供しています。

プロジェクトを開いた後、プロジェクト設定エリアの下部に プロジェクトアシスタント をクリックして icon_1 をクリックし、データ保存の画面に入ります。その画面を下図に示します。

../../../_images/functional_description_0.png

ヒント

Mech-Visionプロジェクト設定エリアの下部に プロジェクトアシスタント が表示されない場合は、メニューバーの ビュー タブで プロジェクトアシスタント にチェックが入っているかどうかを確認してください。

使用ガイド

  1. データとパラメータを保存 を有効にすると、プロジェクトの実行時に実行中のデータが自動的に指定されたパスに保存されます。デフォルトの保存パスは、プロジェクトフォルダの中の data フォルダです。

    ../../../_images/using_guide_1.png

    ヒント

    データとパラメータを保存 をオンにすると、プロジェクトに「画像のデータとパラメータを保存」のステップ組合せがあるかどうかが検出されます。そのステップ組合せがある場合は、削除の確認メッセージが表示されます。

    ../../../_images/hint1.png

    データの保存パスを調整するには、 icon_2 をクリックして別のパスを選択します。

    ../../../_images/using_guide_2.png

    ヒント

    プロジェクトの実行中に E レベルのエラーが発生すると、異常なデータはdateフォルダの error_data フォルダに保存されます。

    ../../../_images/using_guide_3.png

    例としてプロジェクトを取り上げます (深度画像とカラー画像データは、「カメラから画像を取得」ステップから取得されています)。データのファイル名と保存パス構造は、下図に示されています。画像ファイルの拡張子はタイムスタンプです。これは、プロジェクトが実行されている時間です。

    ../../../_images/save_path.png
  2. 保存期間icon_5 をクリックして、データの保存期間を設定します。設定した日数が経過すると、新しいデータが以前のデータを上書きします。

    ../../../_images/using_guide_4.png
  3. その他の設定

    • 現在のレシピ:プロジェクトの実行時に使用されるレシピが保存されます。

    • ステップパラメータ:保存するステップパラメータを選択できるので、データの再生時にステップが正常に実行されることが保証されます。

    ステップパラメータ にチェックを入れて、 icon_3 をクリックし、ポップアップする ステップパラメータを保存 の画面で保存するパラメータを選択し、 確認 をクリックします。

    ../../../_images/using_guide_5.png
    ../../../_images/using_guide_6.png

    選択したステップのパラメータを削除するには、ステップパラメータリストでパラメータを選択し、 icon_4 をクリックします。

    ../../../_images/using_guide_7.png
    • 仮想モードでは、再生中に保存されたパラメータを既存のパラメータで上書きする場合は、データ保存画面の下部にある 仮想モードでパラメータを上書きする にチェックを入れることができます。

ヒント

データ保存 機能は複数のカメラデータを保存することをサポートします。これにより、Mech-Visionプロジェクトに複数の カメラから画像を取得 ステップがある場合、複数のカメラからのデータが自動的に保存されます。