ハードウェアの取り付け

取り付け前の確認が完了したら、カメラ、産業用PCと付属品の取り付けを行います。

カメラの取り付け

カメラは、以下の2つの取り付け方法に対応しています。

  • L型アダプターによる取り付け(カメラ背面にL型アダプターを取り付けた状態で出荷されます)

  • カメラのねじ穴による取り付け

カメラの取り付けは、付属品ボックス内のネジを使用するか、お客様ご自身でスパナやネジをご用意いただき、カメラを取り付けることができます。必要なネジとスパナのサイズは、以下のように取得することができます。

ヒント

カメラを取り付けたら、レンズ保護フィルムを剥がしてご使用ください。

L字型アダプターによる取り付け

下図に示すように、レンチを使用して2本のネジを締め、カメラを固定します。

../../../_images/mount_camera_bracket.png

カメラのねじ穴による取り付け

下図に示すように、カメラを取り付ける際にレンチを使用してネジを順番にあらかじめ軽く締めてから、ネジを締め付けます。

../../../_images/mount_threaded_holes.png

ヒント

カメラを取り付ける前に、スパナを使用してL型アダプターを取り外す必要があります。

産業用PCの取り付け(オプション)

産業用PCをラックにしっかり固定する場合は、以下の内容を参照して取り付けてください。

ヒント

スパナ、ネジ、ナット、スペーサーは各自でご用意ください。

下図に示すように、ネジ、ガスケット、ナットの順で配置し、スパナでナットを締め付けます。

../../../_images/mount_ipc.png

付属品の取り付け

ガメラがEye to Hand方式で取り付けられている場合、外部パラメータをキャリブレーションやチェックするには、フランジとキャリブレーションボードの取り付けが必要です。

フランジの取り付け

外部パラメータをチェックするときは、キャリブレーションボードをロボットエンドに取り付ける必要があります。通常、フランジでロボットとキャリブレーションボードを接続します。

キャリブレーションボードの取り付け

キャリブレーションボードの一般的な取り付け方法は以下の通りです。

直接取り付け

フランジによる取り付け

../../../_images/mount_calib_board1.png
../../../_images/mount_flange1.png