線分を検出

機能のディスクリプション

画像の線分を検出します。

使用シーン

その後のマッチングのために2D画像内の物体の線分特徴を抽出します。ステップ 2D マッチング と併用できます。

入力と出力

パラメータの説明

線分のプロパティ

勾配定量化偏差

調整説明：このパラメータは、勾配値（単位は°）を制御するために使用されます。この値よりも小さいピクセルの勾配値は除外されます。値を大きくするとフィルタリング効果が顕著になり、この時点で検出される直線が少なくなります。値を小さくすると、除去される直線が少なくなり、この時点で検出される直線が多くなります。

初期値：2

推奨値：1、2

勾配方向の角度しきい値

調整説明：このパラメータは、勾配方向の角度しきい値（単位は°）を制御するために使用されます。つまり、直線を検出する際に、ピクセル勾配の垂直方向と、直線である可能性のある領域内の最小外接長方形の主方向との角度の許容範囲です。角度差がこの値よりも小さい場合、ピクセルポイントはこの直線上のポイントと見なされます。値を大きくすると、検出される直線が多くになり、直線の精度が低下し、一部の非直線が検出されます。値を小さくすると、検出される直線が少なくなり、直線の精度が高くなります。

初期値：30

推奨値：30

線分長さの最小しきい値

調整説明：このパラメータは、最終的な検出結果で得られた線分の最小長さ（ピクセル単位）を制御するために使用されます。値を大きくすると、より短い直線が除去されるので、検出される直線が少なくなります。値を小さくすると、検出される直線が多くになり、より短い直線も検出できます。

初期値：10

推奨値：10、20、30

マスク外の線分を除去するか

調整説明：このパラメータは、検出されたマスク以外の線分を除去するかどうかを設定するために使用されます。

初期値：チェックを入れない

推奨値：実際のニーズに応じて設定してください。

オプション：チェックを入れる/チェックを入れない