通信システム

対応する通信プロトコル

現在、Mech-Mindビジョンシステムが外部デバイスと通信する場合、主にTCP/IPプロトコルを使用し、Modbus、Ethernet/IP、Profibus、Profinetなどのイーサネットベースの通信プロトコルも対応します。

  • Modbusは、同じネットワーク上で240のデバイスの通信に対応でき、master/slaveアーキテクチャを使用し、産業用電子機械間の共通の接続モードです

  • Ethernet/IPは、業界で使用される応用層の通信プロトコルであり、制御システムとコンポーネント(PLC、I/Oモジュールなど)の間の通信を可能にします。

  • Profibusは、サイトレベルおよびユニットレベルのネットワークであり、中小規模のデータ伝送に適しています。

  • Profinetは、分散型自動化を対応する高度な通信システムです。 モジュール構造であり、ユーザーは要件に応じてさまざまな機能を選択できます。

ネットワーク構築

注釈

本節では、外部センサやホストコンピュータを使用しない最も基本的なMech-Vizメイン制御ロボットと、TCP/IPプロトコルを使用するとこを例としてネットワーク構築を説明します。

ソフトウェア・ハードウェアシステム のシステムハードウェア構成図によると、ルータは、それぞれロボット、Mech-Eyeカメラを産業用コンピュータに接続する必要があります。産業用コンピュータは、無線アダプターを使用してインターネットに接続し、有線ローカルエリアネットワークの部分に区別されるものとします。内部有線ローカルエリアネットワークでは、ロボットのIPは静的で、Mech-EyeカメラはデフォルトでDHCPモードを使用します。

よくある問題

カメラ検出に失敗

現場でカメラが検出できない場合は、下図の方法でレベルごとのトラブルシューティングを行ってください。この方法でカメラが接続できない場合、お問い合わせください。

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ソリューションのフローチャート

カメラを静的IPアドレスに設定

さまざまな現場の要件に応じて、他のデバイスのIPアドレスに占有されないように、カメラのIPアドレスを固定にする必要がある場合があります。カメラのIPを固定する2つの方法があります。

  1. ルーターを介してカメラを静的IPアドレスに設定

    ルーターはDHCPサービスを使用するため、接続されたデバイスはIPアドレスを再割り当てし、TP-LINKを使用して接続されたデバイスのIPアドレスを固定できます。

  2. Mech-Eyeで静的IPを設定

    詳しくは、 IP設定 をご参照ください。