測定モードを使ってみる¶
ユーザーは円形の部分を備えた部品を使用して最初の応用を完了します。つまり、部品の円形部分の寸法(円の半径)が合格するかどうかを検出します。
プロジェクトを新規作成して測定モードに入る¶
を順番にクリックし、「測定モード」をチェックして ソフトウェアを再起動 します。
をクリックします。
ツールバーの をクリックして測定モードに入ります。
入力¶
測定モードで生データを取得するには、いくつかの方法があります。
ラインスキャンレーザーカメラ
(2.5Dアルゴリズム処理の場合、「ラインスキャンレーザーカメラ」および 点群を読み取る(V2) の2つのステップが 正投影 と併用します)。
本例では、 カメラから画像を取得 を使用して元の画像を取得します。
ステップライブラリから カメラから画像を取得 を選択して、それをプロジェクト編集エリアにドラッグします。
カメラから画像を取得 を参照して、このステップのパラメータバーで関連パラメータを設定します。
処理¶
本例では部品の円形部分の寸法が合格するかどうかを検出することであるため、 円の測定 を使用します。
ステップを探す:
ステップライブラリから 円の測定 を選択して、それをプロジェクト編集エリアにドラッグします。
ステップをつなぐ:
下図に示すように、このステップをクリックし、ソフトウェアインターフェイスの右側にある ステップの入力・出力ポートの選択 ビューで、「入力1(カラー画像)」のドロップダウンバーを「カラー画像」を選択すると、ステップは自動的につなぎます。
ヒント
入力を選択するとき、データタイプは一致しなければなりません。一致しないデータタイプを選択すると、ポップアップウィンドウが表示されます。
プロジェクトの実行:
検出する円形部分を選択する:
円の測定 をクリックし、選択マーキーは画像の左上隅にあり、マウスを選択マーキーの上に移動する(最初に画像を拡大縮小することをお勧めします)と、矢印マウスが触手マウスに変わります。下図に示すように、マウスを長押ししてマーキーをドラッグし、マーキーサイズを設定します。
描画エリアは 可視化表示 、 関心領域選択 および 位置マーカー に使用されます。
描画エリアの左上で、カラー画像、グレー画像、二値画像の表示に切り替えることができます。
描画エリアの右上にあるツールバーで、画像の表示サイズ、ペンの幅、コントラストなどを調整できます。
出力¶
測定値を読み取る:
描画エリアエリアに、関心領域の円形部分の測定値をリアルタイムで表示されます。
インターフェイスの右側にある 測定結果の出力 ビューで測定値が表示されます。
測定結果が合格かどうかを判断する:
結果のビュー:
オペレーター・インターフェイス(カスタム):
ツールバーの オペレーター・インターフェイス(カスタム) をクリックすると、オペレーター・インターフェイス(カスタム)に入ります。このインターフェイスでお客様のニーズに応じたカスタマイズをサポートしています。テクニカルサポートにお問い合わせください。
以上で最初の応用が完了しました。
一般的な使用手順¶
最初の応用を完了することにより、測定モードの一般的な使用手順が明らかになりました。
プロジェクトを新規作成して、測定モードに入ります。
アルゴリズム処理フローを構築し、入力ステップ、アルゴリズム処理ステップなどを設定します。測定モードの主要なアルゴリズムは、次の節で説明していきます。
描画エリアで関心領域を選択し、基準点、検出点などを追加します。
結果のビューに入り、出力するステップを選択して、合格基準を設定します。
カスタマイズされたオペレーター・インターフェイスでは、検出結果、製品画像、生産能力統計などの情報がリアルタイムで表示可能です。