正投影

機能

正投影で3D点群を2D深度画像に投影します。これにより、通常の投影の遠近法による歪みを回避できます。

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使用シーン

通常、計測シーンに使用されます。3D点群を2D深度画像に投影してから、このステップと後の測定に関連するステップをつなぎます。

入力と出力

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パラメータ説明

ヒント

このステップのすべてのパラメータは、 すべてのパラメータを表示 に選択した場合にのみ表示されます。

正投影の設定

解像度
パラメータ説明:このパラメータは、正投影により形成される2D画像の単位長さ(1m)あたりのピクセル数を示します。
初期値:1000.0000
調整説明:調整効果を 調整の例 に示します。
マスクの空白の境界線の幅
パラメータ説明:正投影により形成された2D画像のマスクの周囲に空白の境界線が追加されます。このパラメータは、空白の境界線の幅を設定するために使用されます。
初期値:100px
調整説明:調整効果を 調整の例 に示します。

指定した最小点を使用

パラメータ説明:このパラメータは、点群の境界ボックスに最小のX、Y値を持つコーナーを示します。最小点と最大点を指定すると、最大点と最小点の範囲に正投影を行います。
初期値:チェックを入れない。
調整説明:このパラメータにチェックを入れるには、 最小点のX値最小点のY値 を設定する必要があります。
最小点のX値
初期値:0.000000m
調整アドバイス:パラメータ 指定した最小点を使用 にチェックを入れずにプロジェクトを実行すると、基準値がログバーに出力されます。基準値に従って正投影後の期待結果(干渉する点群がなく、対象物が位置する領域のみを保持)を得るまでこのパラメータを調整してください。
../../../../../_images/log_x_y.png
最小点のY値
初期値:0.000000m
調整アドバイス:詳細については、 最小点のX値 をご参照ください。

指定した最大点を使用

パラメータ説明:このパラメータは、点群の境界ボックスに最大のX、Y値を持つコーナーを示します。最小点と最大点を指定すると、最大点と最小点の範囲に正投影を行います。
初期値:チェックを入れない。
調整説明:このパラメータにチェックを入れるには、 最大点のX値最大点のY値 を設定する必要があります。
最大点のX値
初期値:0.000000m
調整アドバイス:詳細については、 最小点のX値 をご参照ください。
最大点のY値
初期値:0.000000m
調整アドバイス:詳細については、 最小点のX値 をご参照ください。

調整の例

解像度

正投影により出力されたマスク画像は、解像度がそれぞれ1000、700、400の場合、下図のようになります。

../../../../../_images/resolution_compare.png

マスクの空白の境界線の幅

正投影により出力されたマスク画像は、マスクの空白の境界線の幅がそれぞれ100、400、700の場合、下図のようになります。

../../../../../_images/mask_blank_border_width_compare.png