3Dマッチングをする部品の特徴に応じてモデルを選択するにはどうすればよいですか?

3Dマッチングには、部品の種類は多いため、モデルの選択は難しいです。モデルを選択する前に、部品の特徴を確認する必要があります。

  • 部品特徴:

    球、円柱、ひし形平面を例とします。下図では、移動前の対象物は黒色、移動後の対象物はオレンジ色で表示されています。同じ移動距離であれば、重なり度合いは高い方から、ひし形平面>円柱>球となっています。したがって、制約強度は、球>円柱>ひし形となっています。3Dマッチングでは、面の数が多いほど制約が強くなると判断できます。

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  • モデルの選択方法:

    任意の部品に対して、任意の方向に一定距離移動し、移動前と移動後の部品の重なり度合いから使用するモデルを決定します。重なり度合いが高いほど、部品の制約が少なく、 エッジ特徴 を選択することができます。重なり度合いが低いほど、部品の制約が多く、完全なモデルを選択する必要があります。