パレット満杯シミュレータ

パレットが満杯の状態になったときに最高層の対象物がカメラ視野内に収まるかどうかを確認します。パレット満杯の寸法によって直方体の寸法を設定してください。

  • 直方体の上面がカメラ視野から外れたら、カメラの設定位置を調整してください。

  • 直方体の上面がカメラ視野内に収まったら調整する必要はありません。

直方体の上面がカメラ視野内に収まる

直方体の上面がカメラ視野内から外れる

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ヒント

現場では上図と異なる場合があります。

事前準備

  1. パレットの位置を確認します。パレットの長辺がカメラの長辺に平行し、短辺がカメラの短辺に平行するようにします。

  2. ROI 内にパレットの点群しかないことを確認します。

確認手順

  1. 直方体を作成 をクリックして点群表示画面で直方体が作成されます。 直方体の寸法 にパレット満杯状態の寸法を入力して同じ寸法の直方体を作成します。

    ヒント

    直方体は回転できません。直方体(白い枠)の底面とパレットの点群とは位置がはずれたらパレットの位置を調整してから再度画像を取得してください。

    ../../../_images/tray_position.png
  2. 点群を回転したり縮小したりして視点を調整して直方体の上面がカメラ視野内に収まるかどうかを確認します。

  3. 直方体の上面がカメラ視野内に収まったらパレットパターンが適切です。視野から外れたら次のステップに進んでください。

  4. 直方体底面の中心の位置 の数値を変更して直方体の位置を調整します。

  5. 下図に示すように直方体の上面がカメラカメラ視野内に収まるように調整します。直方体の位置 に応じてカメラの位置を調整できます。

    ../../../_images/adjust_position.png

ヒント

  • まず X とY 方向の位置を調整してください。それでも直方体の最高層が外れた場合に Z 方向の位置を調整してください。

  • カメラ設置位置を調整するとき、カメラ稼働範囲内に調整してください。カメラ稼働距離は 視野計算機 で確認してください。