データラベリング

ラベルを作成する

プロジェクトのニーズに応じてラベルを作成します。たとえば、ワークの正面と背面を判別する必要があれば、ラベル「front」と「back」を作成します。

注意

ラベル名は認識しやすいものにしてください。a、b、tmpなどの意味のない名前は使用しないでください。ラベル名には英語の文字と数字以外の文字を使用しないでください。あいまいさを避けるために、日本語のローマ字(hakoなど)ではなく、英語の単語(boxなど)を使用してください。

ラベリング方法を確認する

  1. 同じ物体の特徴を認識する場合は、下図に示すように、長方形のラベリングツールで明らかな特性をマークします。

    ../../../_images/labeling_sample1.png
  2. 複数の物体カテゴリを区別する場合は、下図に示すように、物体全体を長方形のラベリングツールでマークします。

    ../../../_images/labeling_sample2.png
  3. 実際の応用で背景が削除された画像を画像分類モデルに入力した場合、元の画像に対してラベリングを行えば、下図に示すように、物体全体の輪郭をマークします。

    ../../../_images/labeling_sample3.png

注意

ラベリングの品質を確認:画像分類はカテゴリの区別を目的とするため、画像とそのラベルが正確に対応していることを確認してください。例えば、10枚の「front」画像の中に1枚が「back」と誤ってラベリングされたら、モデルの効果に重大な影響を及ぼします。