ジャンボフレーム(GenICam)機能の使用

イーサネット・フレーム全体の長さは 64~1518 バイトと決められています。ジャンボフレームとは、1518 バイトを超えるフレームサイズのことです。ジャンボフレームに設定すると CPU の計算量を削減してデータ転送速度の向上を実現できます。

GenICam 対応の第三者ソフトウェアにカメラを接続して画像を取得するとき、ジャンボフレームに 設定すると画像取得の時間を削減できます。

注釈

IPC のジャンボフレームの値をカメラ MTU の値と一致させなければなりません。一致しない場合データの送信に影響が出ます。カメラと IPC はスイッチ経由で接続されている場合、この規則の制限を受けません。カメラ MTU 値は 管理者 モードでのみ確認できます。必要に応じて技術サポートチームに連絡してください。

設定手順

  1. IPC で PC を右クリックして 管理 をクリックし、コンピューターの管理ウィンドウを開きます。

  2. システムツール ‣ デバイスマネージャー ‣ ネットワークアダプター をクリックします。

    ../../_images/jumbo_frames_1.png
  3. カメラに接続されているネットワークカードを右クリックして プロパティ をクリックします。

  4. 詳細設定 タブで プロパティ の中の ジャンボフレーム をクリックし、値を 9014 バイト に設定します。

    ../../_images/jumbo_frames_2.png