基本的な移動設定

基本的な移動設定は、移動ステップのパラメータを設定し、ロボットが目標点に到達する 速度運動方式 を指定します。

把持と配置設定

初期値:把持
把持:ビジョン処理による移動 の前の移動タスク。
配置:ビジョン処理による移動 の後の移動タスク。
調整説明:Mech-Viz プロジェクトのロジック検査に使用されます。現場の実行手順に応じて、把持をしてから配置するという基本的な原則に従って設定します。

運動タイプ

関節運動:ロボットが円弧に沿って走行します。スムーズに走行できるので特異点を回避することが可能です。ロボットの移動範囲が広くて高い精度を求めないシーンに適します。
直線運動:ロボットが直線に沿って走行します。溶接や接着剤塗布、把持など高い精度が求められるシーンに適しています。

速度&加速度

調整説明:速度&加速度は、ロボット動作のスピードを決定します。普通、加速度の値を速度より小さく設定します。加速度の値を速度よりも大きくしたらロボット動作がスムーズでなくなります。

注意

ロボットが安定に把持を実行するように、ビジョン処理による移動 とその前後のステップの速度を低く設定してください。

ブレンド半径

初期値:0.00mm
調整説明:実際のニーズに応じて調整してください。
ブレンド半径とは、回転する位置が目標点までの距離であり、大きいほどロボットの動きはスムーズになります。ロボットが狭いスペースで動作する場合、ブレンド半径を大きく設定する必要はありません。
ロボットがより広いスペースで動作し、障害物がなくて二つの経路の間に距離が遠い場合、ロボットがスムーズに動くように、ブレンド半径を大きく設定します。