更新説明

Mech-DLK 2.3.0 バージョンの更新説明

グラフィックスカードドライバーの更新

Mech-DLK 2.3.0 を使用する前に、グラフィックスカードのドライバを 472.50 以上に更新する必要があります。

トレーニングの速度の向上

アルゴリズムを最適化し、モデルトレーニングの速度を向上させました。トレーニングを実行中、最適なモデルだけを保存します。トレーニングを途中で中止することはできません。

新機能‐スマートラベル付けツール

「欠陥セグメンテーション」、「インスタンスセグメンテーション」、「対象物検出」モジュールでは、スマートラベル付けツール をクリックし、ラベル付け対象物の中心位置をクリックすればラベル付けをすばやく実行できます。不要な領域を右クリックすれば削除できます。Enter をクリックしてラベル付けを完成します。

新機能‐ポリゴンのラベル付けアンカーポイントの追加・削除

「インスタンスセグメンテーション」と「対象物検出」モジュールでは、ポリゴンラベル付けツールを使用してラベルを付けたあと、ラベルを修正したい場合、二つのアンカーポイント間の線をクリックすればアンカーポイントを追加でき、アンカーポイントを選択して右クリックすれば削除できます。

新機能‐ラベル付けのテンプレートツール

「インスタンスセグメンテーション」と「対象物検出」モジュールでは、テンプレートツール を使用して付けたラベルをテンプレートに設定することができます。設定後、クリックすればラベルを付けることができます。これは、画像に同じカテゴリーの複数の対象物があり、かつ整列して並んでいるシーンに適用され、ラベル付けの効率向上に役立ちます。

新機能‐画像の拡大・縮小プレビュー

単一の画像とトリミングされた画像のプレビューが可能です。詳しくは 拡大・縮小プレビュー をお読みください。

最適化‐グリッド線ツール

グリッド線ツール を最適化しました。グリッド線を描いたあと、グリッド選択ツールに切り替えて分割した部分の左のチェックを入れて選択することができ、右のアイコンをクリックするれプレニューすることができます。

最適化‐データのフィルタリング

結果タイプのフィルタリング機能を追加します。「正しい結果」、「間違った結果」、「過検出」、「見逃し」などのラベルによってデータをフィルタリングできます。「OK ラベル付き画像」と「NG ラベル付き画像」を追加しました。

最適化‐ディープラーニング環境を内蔵

ディープラーニング環境を Mech-DLK に内蔵していますので、環境をインストールする必要はありません。

Mech-DLK 2.2.1 バージョンの更新説明

新機能‐「画像分類」モジュールのCAM表示

モデルトレーニング後、CAMを表示 をクリックしたらヒートマップで特徴の重みを確認し、これに基づいて分類を行います。エリアの色が赤いほど、このカテゴリに分類される過程での重みが大きくなります。

新機能‐CPU で推論を実行するモデルの検証とエクスポート

  • 画像分類、対象物検出:トレーニングが完了したら、モデルをエクスポートする前に推論を展開するデバイスをCPUまたはGPUに設定できます。

  • インスタンスセグメンテーション:モデルをトレーニングする前に、トレーニングパラメータで推論を展開するデバイスをCPUまたはGPUに設定できます。詳しくは次の通りです。

    • CPU 軽量モデル:トレーニングする前に、トレーニングパラメータの モデルタイプ軽量(CPUを推奨) に設定し、モデルをエクスポートする時に 展開するデバイスCPU または GPU に設定します。

    • GPU 標準モデル:トレーニングする前に、トレーニングパラメータの モデルタイプ標準(GPUを推奨) に設定し、モデルをエクスポートする時に 展開するデバイスGPU に設定します。