Mech-Mindビジョンシステムの使用¶
Mech-Mindビジョンシステムを使用するには、以下のことを完了させてください。
Mech-Mindビジョンシステムを構築します。
梱包内容の確認 -> ハードウェアの取り付け -> ビジョンシステムの構成要素の接続 -> ネットワーク接続 -> ソフトウェアのインストール -> ビジョンシステムが正常に画像を取得できるかを確認すること を順番に実行します。詳細については、 ビジョンシステムの構築 をご参照ください。
ビジョンソリューションを実装します。
下図に示すように、ビジョンソリューションの実装は、一般的に5つの段階に分けられます。
ソリューションの作成：この段階では、ビジョンソリューションを作成する必要があります。Mech-Mindビジョンシステムを初めて使用する場合、ソリューションライブラリからソリューションを選択して使用することを推奨します。Mech-Mindビジョンシステムに慣れてきたら、より複雑なビジョンソリューションをゼロから作ることも可能です。
ロボットと通信の設定：ビジョンソリューションを適用するために、ロボット側とビジョン側が正常に通信できることが必要です。この段階では、ビジョン側の通信設定、ロボット側の通信設定を行い、両端が正しく通信できることをテストする必要があります。
ロボットハンド・アイ・キャリブレーションの実行：ビジョンシステムによる把持などの作業精度は、キャリブレーション結果に依存します。この段階では、ロボット側とビジョン側の通信が確立された後に、ロボットハンド・アイ・キャリブレーションを行います。
ソリューションのデバッグと最適化：ソリューションとステップパラメータを実際の要件に合わせて調整・最適化し、シミュレーションを実行して結果を確認する必要があります。
把持作業：ロボットの把持プログラムを準備して実行します。ビジョンシステムにより、ロボットが正確な把持を行います。
Mech-Mindビジョンシステムを構築して最初の把持を実現するには、 最初の応用を始める をお読みください。